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転職での自己分析のやり方とポイント。転職する? しない?社会に出て変化した自分の価値観を踏まえて考えよう
転職ノウハウ
いざ自己分析をしようとしても思うように進まず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。今回は転職活動における自己分析について、ポイントなどをご紹介します。

目次

  • 転職でも自己分析が必要な理由
  • 自己分析のやり方
  • 自己分析のポイント
  • まとめ

転職でも自己分析が必要な理由

転職で自分にマッチする企業と出会い、希望する企業から内定をもらうためには自己分析がカギとなります。重要にもかかわらず「学生時代の就活で自己分析をしたから、転職で改めて自己分析を行う必要はない」という考えをもつ人も少なくありません。20代、あるいは第二新卒の方が転職活動を行う場合、新卒での就職活動からの期間が短いこともあり、就活時の自己分析のままでよいと考える人もいるでしょう。

しかし、転職活動では学生時代の就活経験に加えて、社会人としての経験や実績などを踏まえた自己分析を行うことが求められます。

就職活動と転職活動では自己分析の目的が異なるので、転職活動を進めていくうえでは注意が必要です。 まずは、転職活動において自己分析が必要な理由について考えていきます。

自分の価値観に合っている企業を選ぶため

自己分析は自分の価値観に合う企業を選択するうえで重要になります。自己分析をし、仕事に対する価値観を明らかにすることで、仕事内容や企業に求めることが学生時代と大きく変わっていることに気づく人が多いようです。

たとえば、学生時代はやりがいを重視し、年齢や入社年数を問わず責任のある業務を任せてもらえる企業を希望していたとします。しかし、実際に働いてみると、「残業ばかりで自分の時間がない」といった問題に気づくというケースも少なくありません。この場合、学生時代とは異なり、やりがいに加えてワークライフバランスが取れることも、職場を選ぶ際の判断軸に入ってくることになるでしょう。

転職活動で自己分析を行う際は以下の事項についてよく考えてみてください。

  • 現職(前職)のよかった点、悪かった点
  • どのような環境で働きたいか
  • 仕事において求めることは何か(経験したいことなど)
  • 将来的にどのようなキャリアを考えているか  

選考の通過の可能性を上げるため

転職活動における自己分析は適性に合った企業に出会うために必要なだけでなく、選考の通過の可能性を上げるためにも重要です。採用担当者は応募者について「自社の業務に適しているか」「自社の売り上げに貢献してくれるか」「自社の価値観や求める人物像と合致しているか」などを評価しています。スキル面に限らず、仕事への価値観や求めるものを理解することで、入社後の不満やミスマッチの軽減、短期間での退職を避ける意図があります。 そのため、自己分析を通して、自身のキャリアや経験のみならず、自分がその企業で何を成し遂げたいのか、どのような価値観を持っていて、何を大切に働きたいのかなども言語化しておく必要があります。

特に第二新卒で転職する場合は、就業経験が浅いためポテンシャルも重要な評価対象となります。書類選考や面接を通過するには、数値や実績といった明確に提示できる成果以外にも、日常の業務で取り組んできた内容や工夫、そこからの学びといった仕事に対する姿勢や向き合い方も大きく評価されるポイントとして意識しましょう。

本当に転職活動すべきか判断するため

転職は将来のキャリアや自身の生活に直結する重大なイベントです。勤務地をはじめとする職場環境、上司や同僚といった一緒に働く仲間、給与、勤務時間、社風や企業文化など全て大きく変わります。

転職後に「前の企業の方がよかった」「転職したことによって、待遇が全体的に悪くなった」と感じたとしても、前職に戻ることは基本的にできません。そのため、転職の決断をする際には、転職が本当に必要なのかしっかりと検討し見極める必要があります。

転職を検討する際は、以下の項目について考えてみてください。

  • 転職しなければならない理由は何か
  • 転職することでしか抱えている問題を解決する方法はないのか
  • 転職してしたいことは何か(かなえたいことは何か)
  • 転職後どのようなキャリアを歩みたいか

転職はあなた自身にも家族にも大きく関わる重要なことです。転職が本当に必要なのか慎重に検討してみてください。自身の中に迷いがある場合は、家族、友人、恋人、転職エージェントなどといった第三者に相談してみることをおすすめします。

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自己分析のやり方

転職活動において自己分析を行おうと思っても、「自己分析のやり方が分からない」という人もいるのではないでしょうか。自己分析に決まった手法はないですが、自分のこれまでの経験を振り返る自分史の作成や、自分の強みと弱みを把握するSWOT分析は効果的な方法としてよく知られています。

転職に効果的な自己分析のやり方を3つ取りあげ、それぞれ詳しく説明していきます。自己分析にはさまざまなやり方がありますが、適切な手法を用いることでより効果が得られます。

1.仕事への価値観や優先したいものを知る

転職の自己分析では仕事における価値観や、優先したいものを明らかにすることが重要です。学生時代とは異なり、就業経験のある第二新卒の方は、その経験を通じて仕事に対する価値観や、自分にとって優先したい物事がよく理解できているのではないでしょうか。

転職における自己分析では仕事や職場に求めるものを言語化し、優先順位をつけて整理することが重要です。これまでの就業経験を踏まえて、興味や憧れだけではなく、自分が何を求めているのか現実的な視点から知ることが大切です。

第二新卒の方は自己分析における以下の方法がおすすめです。

例1)退職理由からその原因を深掘りする 転職活動をする人は、現職に対して何らかの不満や不安を抱えています。現職で嫌だと感じたことや、仕事においてやりたくないことなどを明確にすると、次の職場に求めることや、自分とミスマッチの企業が明らかになります。転職を成功させるためにも、まずはその不安や不満を言語化することが重要です。自分に対して、辞めたいと感じる理由を繰り返し問い、転職したい理由が明確になるまで突き詰めていきましょう。

例2)項目例の優先度合いを考えてみる 仕事において何を最も優先するかは人によって異なります。下記の項目例を参考に優先順位をつけてみることで、自身が何を優先したいのか明らかにしましょう。

  • 業務内容
  • 勤務地
  • 給与
  • 福利厚生
  • 人間関係
  • やりがい
  • ミッション・ビジョンへの共感
  • スキル習得(成長性)、育成環境
  • 裁量
  • ワークライフバランス  

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2.「自分史」を作ってこれまでの経験や生かせるスキルを整理する

「自分史」とは自分の過去から現在までのできごとをノートなどにまとめたものです。「自分史」の作成は自分を知り、理解するために有効で、転職の自己分析において効果的な方法の一つとして知られています。自分史の作成では、幼稚園頃から現在までの経験の中で印象に残ったできごと、成し遂げたこと、失敗したことなどを書き留めていきます。過去の記憶をさかのぼりながら、自身の強みは何か、自分はどのような経験をしてきたか、自分は集団の中でどのような役割にまわることが多いかなどについて思い起こし、印象的なできごとを書き起こしていけばよいので、難しく考える必要はありません。 自身に合った企業や職種を探すうえで役立つ手法となるので、まずは、以下の項目について考えてみるとよいでしょう。

  • 印象に残っているできごとに対して具体的なエピソード
  • 苦労した点、工夫した点などと成果や得た経験
  • 部活動やコンクールの順位など数字として出せる成果
  • 集団(グループ)の中でどのような役割を担うことが多いか
  • 人から感謝されたできごと  

また、「自分史」は過去の自分についてのものだけでなく、転職後の自分についてのものを作成してみることをおすすめします。キャリア軸、プライベート軸の双方を書き込み、5年単位、あるいは10年単位で理想や目標とする自分の姿について書いていきましょう。

3.自分の強みや特徴を整理して言語化する

自己分析では自身の強みや特徴を整理し、言語化できるように準備します。たとえば、自己分析前には「私の強みはリーダーシップを発揮できること」となんとなく感じていたとしても、採用担当者にとってはその信ぴょう性は判断しがたいでしょう。自己分析では自分の長所についてエビデンスとなるエピソードなどを思い出し、言語化できるようにしておきます。

自己分析では自分の強みや特徴を以下の順で整理していきます。

  • まとめた内容を基にして、強み、特徴をピックアップする
  • エピソードをまとめて、成果や実績を添えながら言語化する
  • 応募時の自己PRに用いる場合は、企業のビジョンに合わせてアレンジする
  • 第二新卒ではポテンシャルへの評価の比率が高いので、ポータブルスキルに着目してエピソードを添える  

自己分析のポイント

自己分析では、自分が本当に大切にしている軸や価値観を見つけることが何よりも重要です。かっこいい自分に仕立てあげようとするのではなく、自分はどのような人物であるのか、どのようなキャリアを歩みたいと思っているのかを追求していく必要があります。また失敗した体験も伝え方次第ではアピールポイントになります。汎用的な表現ではなく、自分の言葉でしっかりと説明できるように準備しておきましょう。

自己分析を怠ると、自分の考えがまとまっていないことから、面接官の踏み込んだ質問に答えられなかったり、入社してからミスマッチがあることに気づいたりして、後悔することになりかねません。事前に自分自身をちゃんと理解し、しっかりとその考えを説明できるように練習することが大切です。ただし、その際には企業側の目線もふまえて行うことも忘れないように注意しましょう。

まとめ

転職活動での自己分析は新卒での就職活動同様に重要です。また、自己分析と一口でいっても、本記事で説明したように、就職活動と転職活動では自己分析のやり方や留意点に違いがあるので注意が必要です。

自己分析を行っていると「うまくいかない」と感じることもあるでしょう。このような場合、診断ツール、アプリなどの活用をおすすめします。また、第三者からのアドバイスや客観的な意見を聞くことで、自分では見落としていたことや、見過ごしていたことに気づくほか、自己分析がスムーズに進むこともあります。

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