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20代転職におすすめの職種・業界を紹介
転職関連情報
転職活動を始めようと思っても、最初は何から手を付けてよいのかわからないかもしれません。今回は、よく耳にする転職理由ごとにおすすめの職種や業界をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

  • 20代転職におすすめの職種
  • 20代転職におすすめの業界
  • 転職活動をする際の注意点
  • まとめ    

20代転職におすすめの職種

社会人として働きはじめ、仕事に慣れていく期間でもある20代。会社への不満や、将来への漠然とした不安から、転職を意識する人は少なくないでしょう。決断するなら、思いきった挑戦ができる20代のうちに、という思いもあるでしょう。 ただ、現状を変えたいと思いつつも、やりたいことが明確でない。そもそも、やりたいかどうかで仕事を選んでよいのかもわからない。つまり、どこに向かって一歩を踏み出せばよいかがわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのは、まずご自身の「転職の軸」を見定めることです。何を重視するかが決まれば、会社選びはずっとスムーズになります。そこで今回は、よく挙げられる転職理由をもとに、おすすめの職種や業界を紹介します。仕事選びのひとつの基準として参考にしてみてください。

20代の転職理由としてよく挙げられるのが、以下3点です。

  1. 給与・年収をアップさせたい
  2. スキルアップ・キャリアアップしたい
  3. よりよい環境で働きたい

それぞれについて、転職先としてどんな職種が該当するのか詳しく見ていきます。

1. 給与・年収をアップさせたい

一般的に、専門性の高い仕事ほど給与も高くなる傾向にあります。また、年功序列型よりも成果報酬型の給与体系のほうが、個人の努力次第では高収入が期待できます。年収が高い職種としては以下が挙げられるでしょう。

● 経営コンサルタント

経営者や現場社員へのヒアリングを通して、クライアント企業の経営課題を深掘りし、解決に向けた戦略を提案、実行する仕事です。経営課題を解決するのは非常に難度が高く、とりわけ大手コンサルティングファームには優秀な人材が集まります。MBAや、会計士、税理士、中小企業診断士などの難関資格を保有するコンサルタントが多いことからわかるように、経営に関する広範かつ深い知識が求められ、給与が高くなるのはそのためです。

● ITエンジニア

ITエンジニアといってもさまざまな職種に細分化され、年収には幅があります。そのなかでも高収入とされているのが、プロジェクトマネージャーやプリセールス、ITコンサルタントです。

  • プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体を統括するリーダーとして、クライアントとの折衝やパートナー企業の取りまとめを行い、納期や品質、コストを管理します。
  • プリセールス:主にベンダー企業の営業部門に所属し、自社製品の説明やデモンストレーションを行い、顧客との関係を構築します。
  • ITコンサルタント:顧客に対してシステム導入の提案を行う最上流の仕事です。

いずれも提案力やマネジメント力が求められる仕事で、システムそのものについてはもちろん、顧客の業務に対する深い理解も必要とされます。専門性が高く、需要もあるため高収入となる傾向にあります。そのため、未経験からの挑戦は難しいでしょう。SEやプログラマー、システムの保守運用などで経験を積んでからキャリアアップしていくのが一般的です。

● 不動産営業

不動産営業も年収に幅があります。一般に高収入とされるのは、1件あたりの契約金額が大きく、会社から支給されるインセンティブが高額になるケースです。そのため、居住用マンションや投資用マンションを販売したり、オフィスなど事業用不動産を取り扱ったりする営業が高収入を期待できます。

● 保険営業

保険営業は、顧客の家族構成や収入、ライフステージ、価値観などに応じて、最適な保険を提案し販売するのが主な仕事です。ある程度長期にわたって顧客との契約が続くため、信頼関係が重要となります。一言に保険といっても、死亡・医療・介護・貯蓄などその種類にも幅があります。時にはお金のプロとして顧客の資産形成をサポートする役割も求められることから、働き始めてからファイナンシャルプランナーなどの資格取得などを通じて、金融に関する広範な知識を身につけていくことも必要になります。 基本給は高額とはいえませんが、インセンティブの占める割合が比較的高い傾向にあることから、自分の努力が評価や給与に直結しやすいともいえます。特に外資系保険会社ではその傾向が顕著なことから、中には年収1億円以上を稼ぐ営業パーソンもいるようです。

2. スキルアップ・キャリアアップしたい

スキルアップ・キャリアアップと聞くと、今までの経験ベースで役職をあげていくことを想像するかもしれませんが、いくつかパターンがあるので、今回は3つのパターンを紹介します。

● 同じ職種でキャリアアップ

現在の職種をつきつめたいという方は、職種を変えず、業界内でよりシェアが大きい会社や、より技術力や商品力のある会社に転職する傾向があります。例えば、業界10位の会社から業界1位の会社へ転職すれば、使える予算も仕事のプロセスも異なり、やりたいことを実現できる可能性は高まるでしょう。また同じ職種で違う業界にチャレンジするケースもあります。その場合は別業界とはいえ、前職で身につけたスキルや経験を生かすことも可能なので、転職先での昇進にも有利に働く可能性があります。

● 関連する職種へキャリアチェンジ

現職の経験を生かしつつ、新たなスキルや知識の習得を目指す場合には、現職に似ている職種や、現職で連携することのある職種に挑戦するのもおすすめです。例えば、外回りの営業からマーケティングや広報・宣伝の職種にキャリアチェンジするケースが該当するでしょう。また、システムインテグレーションに特化したIT企業のSEから、ベンダー企業のSEや事業会社の情報システム部門に転職するケースでも、異なる視点を獲得できます。これも広い意味でスキルアップにあたるでしょう。

● 完全に異なる職種へキャリアチェンジ

現在の仕事内容に適性を感じなかったり、別にやりたいことを見つけたりした場合は、完全に異なる職種へキャリアチェンジするのも一つの手です。ただ、実務経験がないと即戦力として活躍することは難しいため、ポテンシャル採用が基本となります。営業やSE、プログラマーなどは、人手不足という背景から未経験でも挑戦しやすいといえるでしょう。
未経験での転職に興味があれば、ぜひ下記の記事も参考にしてください。
■20代で未経験転職は可能? オススメの職種や注意点を解説
※記事の表示は、Webサイトからのみ可能です。

3. よりよい環境で働きたい

長時間労働や休みの取りにくさ、肉体的・精神的にきつい仕事などを経験し、より働きやすい環境を求めて転職するケースは少なくありません。ワークライフバランスを重視する方にとって、自身が働く職種において働きやすいことは大きな魅力です。 同じ職種であっても、働く環境は業界や企業ごとにそれぞれ異なるので、一概に言いきることはできませんが、一般的には、以下の職種が働きやすい職種としてあげられることが多いようです。

● 営業事務

書類作成や受発注業務、データ入力、電話対応などを通して、営業担当者が顧客とのコミュニケーションに集中できるようサポートする仕事です。営業とともに売り上げをつくる立場ですが、ノルマは課されず、外回りもないため、比較的自分のペースで仕事を組みやすいでしょう。

● 法務

事業活動を円滑に進めるため、顧客や競合会社、取引先との間で生じるトラブルを解決したり、未然に防いだりする仕事。社内で率先してコンプライアンスを守るべき立場ということもあり、長時間労働は少ない傾向にあります。また顧客ではなく、社内の各部署からの相談に応える業務フローのため、無理難題やプレッシャーを抱え込むリスクも小さいといえます。

● 総務

施設や備品の管理、福利厚生の整備、社内イベントの企画など、総務の仕事は多岐にわたります。縁の下の力持ちとして、あらゆる面から社員の働きやすさを向上させ、組織を活性化させる役割を担います。総務もまた比較的社内のメンバーを相手にする仕事が多いため、ワークライフバランスは実現しやすいでしょう。

20代転職におすすめの業界

ここまでおすすめの職種について見てきましたが、業界によっても事情は変わってきます。職種と同様に、収入、スキルアップ、働きやすさなどの観点からおすすめの業界を紹介します。

成⾧性のある業界

まだ歴史が浅く、市場が拡大しつづけている業界は、今後の企業成長が見込まれます。特にIT業界は、現時点でも巨大産業ですが、まだまだ伸びしろにあふれています。また、AI・IoT・AR・ロボティクスなど最先端のテクノロジーや新しいビジネスモデルによって急成長中のスタートアップも、業界を問わず将来性が高いといえます。

このような成長企業は高収益で、人材への投資を惜しまず、優秀な若手を積極的に採用する傾向があります。さらに、組織が拡大しつづけていれば、努力次第では、マネージャーなどといったポストにも比較的昇格しやすいです。したがって、入社時だけでなく、入社後の給与アップ幅も大きくなる可能性があります。

⾧い歴史のある業界

長年にわたって事業を継続してきた会社が多いのは、その産業が人々にとってなくてはならない存在だからといえます。製造業や建設業、運輸業などでは、100年企業が珍しくありません。歴史ある業界では、組織が成熟し、育成の仕組みも確立されている傾向があります。研修体制も充実し、資格取得のためのサポートも得やすいでしょう。そのため、着実にスキルアップしていきたい方におすすめです。

離職率が低いなど労働環境のよい業界

一般的に、インフラ業界や鉄鋼業界、化学業界といった参入障壁が高く自由競争の起こり難い業界は、安定性があることから労働環境のよい会社が多い傾向にあります。これらの業界の営業職の場合、どちらかというと既存顧客への深耕営業やルート営業が主体となります。企業間の競争が落ち着いていることから、新規開拓の過剰なノルマに追われることが少なく、プライベートを重視しながら働きやすい傾向があるといえます。

転職活動をする際の注意点

20代の場合、転職は多くの人にとって初めてであり、何が正解かは働いてみるまでわかりません。今不満に感じていることだけを解決しようと思って転職してしまうと、転職した先で想定と違ったなど、また別の不満が発生してしまう可能性があります。そのため、今目に見えている不満を解決できる転職先をいきなり探すのではなく、まずは自分が働くうえで何を大切にしているかなどの「軸」を可視化することが重要です。

軸を見つけるために、どんな企業があるのか、どのような働き方ができる企業があるのかなど幅広く情報収集することで、興味がある分野を知ることができたり、仕事や職場に求める価値観や大切にしたいことに新たに気づいたりするかもしれません。

まとめ

本記事で紹介した職種や業界はあくまで一例であり、その業界事情などは一般論です。例えば、経営コンサルタントやITエンジニアなどは高収入が期待できますが、会社によっては異なるケースもあります。その職種に就くこと自体の難度が高いという点も考慮する必要があるでしょう。
また、不動産営業や保険営業など、インセンティブを中心とした成果報酬型の仕事は、専門性のハードルがそこまで高くはありません。営業力に自信があれば、比較的挑戦しやすいでしょう。ただ、成果をあげられなければ収入がむしろ下がるリスクもあり、一概に良しあしはいえないのです。
転職した後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、あなたらしい働き方やキャリアを手に入れるためにも自己分析、企業・業界研究など下準備をしっかりと進めていきましょう。

これから転職活動を開始するために「企業研究」や「自己分析」をされる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

■転職活動でも企業研究は大切! 入社後のミスマッチを防ぐための企業研究の進め方とポイントとは?
■転職での自己分析のやり方とポイント。転職する? しない? 社会に出て変化した自分の価値観を踏まえて考えよう
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