光通信のシェアハウスは起業家志望にとって天国かもしれない

初期費用や家賃を抑えられることにより20代から30代に人気のシェアハウス。最近では、福利厚生としてシェアハウス制度を導入する企業も出始めているそうです。

法人相手のコールセンターやOA機器、営業支援から個人向けの保険まで事業を展開している株式会社光通信にもシェアハウス制度があると耳にしました。なんでも、福利厚生ではなく、同社独自の独立支援制度「起業ラウンジ」の一環なのだそう。

独立志望の野心家たちが集うシェアハウスを、さっそく訪問してみました。

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シェアハウスは光通信のオフィスまで徒歩15分圏内

やってきたのは東京都内の某駅。閑静な住宅街に佇むこちらの一軒家が、例のシェアハウス物件です。元々は古民家だった建物をフルリノベーションし、2017年1月に完成。1月まではちょうどよい物件がなく3LDKのマンションを3戸借りていたそうですが、ひとつ屋根の下で暮らせるようになりました。

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入居者ごとに割り振られたポスト。そして、自転車置場まで設置されていました

では、さっそくお邪魔してみましょう。

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こちらは今回案内してくれた人事本部の阿部さん。シェアハウス管理をはじめ、採用や運営など、独立支援制度「起業ラウンジ」に関わる業務全般を担当しているそう。

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2階建てで16LDKの広々一軒家です

間取図を見せてもらいました。個室16部屋とフリースペースとしてリビング・ダイニングがあります。

20畳のリビング・ダイニングは入居者の集う憩いのスペース

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阿部さんに連れられて、まずは1階のリビングへ。L字型のローソファにローテーブルが配置されています。入居者の方はここで集まってご飯を食べることも多いそう。

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家電も充実しています。なんと3台あるレンジの1台は水蒸気調理もできるため、料理も楽しめそうです

奥にはなんと5合炊きの炊飯器が5台も。なんでも、シェアハウス制度で一軒家に引っ越す前、3LDKのマンションを3戸借りていたときのなごりだそう。現在男性8名で暮らしているといいますが、これだけあればご飯が足りなくなることもなさそうですね。

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こちらのケースは個人の調味料入れ。一緒にしていると間違って誰かのものを使ってしまうこともあるので、個別で保管するようにしているそうです。これなら間違えないので安心ですね。

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続いてキッチン。コンロは火を使わず安心のIH。3口あるので一度に大量の料理が作れそうです。ただし、まだ引っ越したばかりであまり使われていないのだとか。

乾燥機と2台の洗濯機でいつでも清潔な衣服を

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リビングに隣接したかわいいロゴが目印のランドリールームへ。

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乾燥機(有料)と洗濯機。写真には写っていませんが、洗濯機はもう1台用意されています

大世帯でも洗濯の順番で揉めることはなさそうです。洗濯機の上にあるのは、有料のガス式乾燥機。ガス乾燥機は乾燥時間が短いので、梅雨の時期に洗濯物が乾かないというトラブルも回避できますね。

バスルームはもちろんシャワー室も完備

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ランドリールームを出て廊下へ。奥は居住スペースで、水回りは手前側に集まっています。

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さっそくバスルームを覗いてみましょう。

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黒い壁がワンポイントとなっていておしゃれ

お風呂の使用制限数は設けていないので、1日何回でも入浴できるとのこと。羨ましい……。

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どの設備もアイコンがかわいい

こちらはシャワールーム。

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誰かがお風呂に入っているときや、サッとシャワーのみで済ませたい人にはありがたい設備です。

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こちらは男女兼用のトイレ。このシェアハウスには、男女兼用・男性専用・女性専用のものがひとつずつあります。

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温水洗浄便座もしっかり完備しています。水回りが新しいと快適に過ごせそうですね。

全個室鍵付きでプライバシーもばっちり確保

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103のフォントがかわいらしいこちらのお部屋は……

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部屋には冷蔵庫も完備。ブルーの壁紙と床の素材感にセンスを感じます

入居者さんの個室でした!すべての部屋が鍵付きなので、プライバシーもしっかり保たれます。こういった個室が16部屋ありますが、いずれも6畳~8畳ほど。1階が女性用、2階が男性用とフロアで分けているそうです。

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書き物やPC作業をするときにちょうどいい机。これらの家具はリフォーム業者さんがセレクトしてくれたといいます。ちなみに、部屋によってインテリアは若干変わるそうです。

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分厚いマットレスのベッド。寝心地良さそうです

何かと忙しい起業志望者にとって睡眠は欠かせないもの。このベッドならしっかり疲れをとれますね。

2階の廊下には2台の洗面台!

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続いて2階へ。2階には10部屋あります。

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廊下には洗面台も。

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LASHのシェービングクリームが置かれてました。デキるビジネスマンは身だしなみもぬかりありません

2台隣接しているので、朝洗面台の使用権を巡ってバトルが起きることもなさそうですね。

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撮影日は入居から2日しかたっていない方もいて、廊下には引っ越しの荷物が

フォトジェニックな窓ガラスはリフォームする前の窓をそのまま利用しているそう。古き良きガラス戸はインテリアとしても趣があります。

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探検を済ませたところで、1階に戻りましょう。……何か賑やかなような?

シェアハウス完成記念パーティに潜入!

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なんと、入居者の方や人事部の方が集まった、こけら落としパーティが開かれていました!

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お寿司にアルコール、ソフトドリンクもたくさん。美味しそうです。

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真ん中にいらっしゃるのは、採用戦略部部長の竹内さん。役職に関わらず、フラットに話ができる社風が垣間見えます。

入居者さんに話を聞いてみよう

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ここで入居者さんたちにお話を伺うことに。取材当日はこちらのシェアハウスの入居が始まって3日目のとき。こんなに広いお家だと掃除当番の分担が大変ではないか尋ねましたが、共用スペースは専門のクリーニング業者さんが毎週火曜日に掃除しに来てくれるそう。

また、ハウスルールについて聞いてみたところ、これから生活する上で決めていきたいとのこと。節度のある大人たちが集まっているので、運営者が厳重にルールを制定する必要はないのかもしれません。

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シェアハウスでは20代~30代まで、幅広い年齢層の人たちが暮らしています

今後どのような生活をしたいか尋ねると、起業という共通の目標を持った仲間たちが集まる場所で暮らしているので、本音でぶつかって切磋琢磨していきたいとのことでした。

また、マンションで複数戸借りていたときよりも入居者同士の交流が増え、楽しいとの声も聞けました。

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なごり惜しいですが、宴もたけなわなのでそろそろ取材班はおいとましましょう。

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猫のステッカーにお見送りをされて、本日の取材は終了です。

「起業家志望者を集めたシェアハウスを運営している」と聞いた当初は、ライバル同士が同じ空間にいて殺伐としているのではないかと思っていました。

しかし、どの入居者さんもフランクでその考えは杞憂だったと実感。ときおり冗談を交えながら談笑している様子に、良い刺激を受けながら楽しく生活している姿が目に浮かびました。

光通信がこのような制度を始めたのには、一体どのような理由があったのでしょうか? 後編では、この制度が生まれた背景に迫ります。

高根 千聖
編集プロダクションにて編集・ライター業務に携わったのち、制作会社でのディレクター経験を経てZINEに入社。得意ジャンルはビジネスや芸能、グルメ系。