3分で疲れを吹き飛ばす!すっきり顔ヨガ

前もって練習していたのに堂々とプレゼンできなかった、お疲れモードで参加した会議がうまくいかなかった……それ、顔ヨガで解消できます。

表情筋を鍛える「顔ヨガ」って?

「表情筋のエクササイズをして“顔”を鍛えると、心の余裕や自信につながります。私は20代前半の頃は相当な上がり症でしたが、表情筋を鍛えるようになってからは、偉い方や大勢の方の前で話すときも常に冷静でいられるようになったのです」と語るのは、顔ヨガ講師で『顔の筋肉を鍛えて印象200%アップ! 顔ヨガ講師・間々田佳子の ビジネスに効く顔ヨガ』などの著書を持つ間々田佳子先生。

Prof

before:顔ヨガ前 → after:現在の間々田先生(43歳!)
 顔ヨガとは一言でいうと「顔の筋トレ」のこと。顔をくちゃくちゃにしたり、伸ばしたりするエクササイズで変顔をすることで、普段あまり動かしていない表情筋を使い、顔全体を鍛えることにつながるのです。しかも顔の筋肉は小さくて繊細なため、1〜2週間も続ければ筋肉の変化を実感できる即効性もあるのだとか。

特別な道具もいらず、いつでもどこでもできる顔ヨガ。1ポーズは10秒と短いため、日常生活にも取り入れやすい! 「気分転換になったり血流がアップして見た目の印象が変わったりと、顔ヨガにはうれしい効果がたくさんあります」と話す間々田さんから、ビジネスマンが実践したい顔ヨガについて教わりました。

TPOに合う表情を自由自在に作れる

仕事の現場では、経験したことのない業務を任されることもあります。でも、それをなんとか乗り越えなくてはならないのが社会人たるもの。

「経験がないと自信を持って振る舞えず、おどおどしてしまうこともありますよね。でも、たとえ未経験のことに挑戦するときでも顔を鍛えておくと、そのときその場に合う表情を意識的に作れるようになるので、自分の感情はもちろん人に与える印象までもコントロールできるのです。チャンスが巡ってきたときに、ものにできる体制を整えておけますよ」

普段から表情筋をしっかり動かしておくことで、人前に出て多少の緊張を感じていたとしても「強く主張したい瞬間は目力を強くしよう」「やわらかい印象に見せたいから頬を上げよう」など、落ち着いて対応できるようになるのだとか。

表情筋を鍛えれば疲れ顔・老け顔ともおさらば!

ビジネスシーンで気をつけたいのは緊張だけではありません。上司や同僚から「疲れてるね」と言われてしまうと残念。表情から疲労感がにじみでていて、「セルフマネジメントができていない人」だと思われてしまうおそれも……。

「疲れていると感じたときには、お手洗いに行って2〜3分表情筋を動かすだけでも、視界が広がったり、表情がイキイキしてきたりと、いい変化が生まれます。自然な呼吸を続けながら行うのでリセットできて、気持ちもコントロールできますよ」

とくにPCで仕事をする時間が長い人は、普段あまり表情筋を使わないため、疲れ顔や老け顔になりやすいといいます。「『口角や頬を上げると印象はよくなる』のは誰もが知っているはず。それを意識的にやってみるだけでも顔ヨガになります」と間々田さん。

ビジネスシーンで使える顔ヨガ6つ

ここからはビジネスマンが使える顔ヨガをシーン・お悩み別にご紹介します。どれも簡単なものばかりなのでマスターして、日々の習慣に取り入れてみては?

1. 人前に出る前に

くちゃくちゃぱっ くちゃくちゃ

① 顔の全てのパーツを中心に寄せてくちゃくちゃにしながら、口から息を「シューッ」と吐きます。できるだけ長く息を吐きましょう。10秒程度が理想です。

くちゃくちゃぱっ ぱっ

② 息を吐ききったら、「ぱぁ~っ」とストレッチするように顔を外に大きく広げます。額にシワを寄せないように。

くちゃくちゃぱっ ふ っ
③ 最後力を抜いて脱力します。2〜3回繰り返し、血行がよくなり顔がポカポカと暖かくなっていることを感じましょう。

  • 効能

顔全体の血行やリンパの流れをよくしてむくみを改善、小顔効果があります。血行やリンパの流れが良くなるため美肌効果も期待できます。

2. 「疲れ顔」を改善したいときに

ムンクの顔 口を お
 

① 口を「お」の形にして、鼻の下を伸ばします。
ムンクの顔 目線上

② そのまま目線を上にします。顔を上下にストレッチするようなイメージで、ほうれい線が消えるようにタテに伸ばしましょう。額にシワが寄らないように気をつけて。

ムンクの顔 舌まぶた上げる

③ ②をキープしながら、下まぶたを「ぐ~っ」と上に5回引き上げます。①〜③を2〜3セット繰り返します。

  • 効能

目の下の筋肉、下眼瞼筋(下眼瞼筋)を鍛えて目の下のたるみ・むくみを解消します。普段縮めがちな顔をタテに伸ばしてストレッチするので小顔効果も期待できます。

3. 「脱力顔」を改善したいときに

ひょっとこの口 前

① 唇をしっかり閉じて中心にギュッとすぼめ、前に突き出します。

ひょっとこの口 右

② 唇がゆるまないよう気を付けながらできるだけ右に移動します。

ひょっとこの口 左
 

③ 次は左に思い切り移動させましょう。
 

ひょっとこの口 前
 

④ 最後は前にぐっと突き出して10秒キープ。右・左・前を2~3回繰り返します。

  • 効能

口輪筋やアゴ周りの筋肉を鍛えて、口からアゴラインのたるみを解消します。表情筋は口輪筋から繋がっているため、顔全体のたるみにも効果的。

4. 気分転換したいときに

あっかんべー 舌出し

① 目線を上にします。額にシワが寄らないよう目で天井を見る感じで目線だけ上に。舌を下に向かって思い切り出して、口から息を「はぁ~っ」と吐き出します。

あっかんべー 目線上

② 息を吐ききったら一旦舌を戻して、鼻から息を吸って、舌を出して息を吐き出すを3~5回繰り返します。

  • 効能

舌を出して目線を上にすることで顔全体に刺激を与えます。思い切り舌を出して口から息を吐ききることで内臓の緊張をゆるめて体内の毒素を排出する効果があります。

5. 目の疲れを感じるときに

デカ目プッシュ プッシュ
 

① 目をギュッと閉じて、まぶたで眼球を頭の奥に押します。
デカ目プッシュ デカ目

② 目を大きく見開きます。眼球が飛び出るぐらいにまぶたを開いて。おでこにシワが寄らないように気をつけましょう。2〜3回繰り返します。

  • 効能

目を大きく見開くことで眼輪筋を鍛え、パッチリと輝くデカ目を作ります。眼球の奥を刺激するので眼精疲労にも効果的。

6. さらに目の疲れを感じるときに

おでこロック 手を添える

① 額に手をあて額と眉が動かないようにロックします。小指の腹で眉筋(眉の上の筋肉)を押さえるように。

おでこロック 目を細める

② まぶしいものを見るように目を細めます。眉間にシワが入らないように両手でおでこを少し横に引きます。

おでこロック 目を大きく開ける

③ 目を大きく開きます。額と眉が上がらないよう気を付けて!眼球を押し出すように、まぶたの力をしっかり使います。①〜③を各5秒程度、3〜5セット繰り返します。

  • 効能

眼輪筋を鍛え、まぶたのたるみを解消し目を大きくします。額や眉の筋肉を使わずに目を大きく開けるため、額のシワ解消にもなります。

まとめ

スポーツの前にはストレッチをして体を伸ばしたり縮めたりするのが普通。顔も同じです。大事なシーンの前の「ウォーミングアップ」として、顔ヨガを日常に取り入れてはいかがでしょうか。今回ご紹介した顔ヨガは間々田先生の著書に詳しく掲載されています。気になる方はぜひ手に取ってみては。

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『DVD付き 間々田佳子の顔ヨガで即たるみ上げ&小顔 (ぴあMOOK)』
 

プロフィール

プロフィール after

間々田佳子先生

 4歳よりクラシックバレエ、ピアノを始め、その後あらゆるダンスを経験。2004年よりタンゴダンサーの活動開始。2010年アルゼンチンタンゴダンス世界選手権アジア大会優勝。都内各所でタンゴダンスと自身が開発した「タンゴウォーキング」(タンゴメソッドを一般向けにアレンジし、アルゼンチンタンゴ音楽を聴きながら行う「体幹・ウォーキングエクササイズ」)のレッスンを開催。40歳を過ぎた今でも、体内年齢は20代をキープし続けているが、30代後半に顔だけ衰えてきたことに気づき「顔も身体と同じように鍛えられるはず!」と思い当たる。日本・アメリカで活躍しているフェイシャルヨガ創始者、高津文美子に師事し、若顔・小顔・しあわせ顔が復活!2010年、フェイシャルヨガインストラクター認定資格を取得。2012年、フェイシャルヨガ講師研修修了。テレビ、雑誌、新聞などのメディアや講演等でも活躍中。

 

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。