新卒2年目の営業担当がサバイバル力を上げるため猟師と忍者のもとへ行った結果

新卒で入社して2年目。早くも頭角を現す後輩も出てきて、下からの突き上げに焦る。もうすぐ3年目になろうというのに……。思うような成果がでなく辛いこともあるけど、はたらくことはなんだかんだ楽しい。もっとやってやりたいと思う。

サバイバル力が欲しい

より上を目指すために必要なものはなんだろうと考えた時にサバイバル力が重要なのでは?と思った。というのも社会をサバイブできる人が仕事もデキると日々感じる部分がある。しかし自分で言うのもなんだが、僕にはサバイバル力がない

まだ新卒2年目なのに上長にはパパっぽいねと言われる。良く言えば優しそうということらしい。ただし悪く言えばワイルドさに欠け、サバイバル力が低そうということなのだろう。でも僕は未婚だしパパでもない。優しさよりもワイルドさ、サバイバル力が欲しい

25歳、恋も仕事もがんばりたい

またどうやら最近の女性は、男性にサバイバル力を求めていると聞いた。高身長、高年収、高学歴ではなくサバイバル力。どんな環境下でも生き抜くことができる男の需要が高まっている。

となるとサバイバル力があれば、恋も仕事も上手くいく気がしてきた。

サバイバル力を求め、忍者と猟師のところへ

そこで僕は万能型スキルのサバイバル力を求めて、東京はあきる野市にて絶好のイベントに参加した。

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浪江航一。新卒2年目。好きな食べものはカレーとゆず胡椒

イベントの名前はTOKYO×ジビエ。一見ワインを片手に、おいしいイノシシ肉料理でも食べるお洒落イベントに聞こえるが、中身は忍者と猟師と一緒に忍者飯とジビエ料理を作るもの。ヤマドリのさばき方や忍者の携行食「兵糧丸(ひょうろうがん)」の作り方を学び、いつなんどきの食糧難に備えられるだけの知識、まさにサバイバル力を学ぶ。

サラリーマン猟師とジビエ料理をつくる

会場でまず出てきたのが、肉付きのよいヤマドリ。猟師の小川さんが最近撃ち落としたという。

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猟師の小川さんと今から食べられるヤマドリ

小川さんは2年前にあきる野市に移住、現在も通勤約2時間をかけて都心の企業に勤めている。狩猟は平日朝や週末に楽しんでいるそう。出勤前はスーツで一狩りいくこともあるとか。これぞリアルモンハン、一般人の憧れ。本物のサラリーマン猟師である。東京でもこんな生活ができるのか。早くも移住欲がふつふつ湧く。

さっそくヤマドリの皮をはぐ

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なかなか根気のいる作業
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ものの30分できれいさっぱり

ヤマドリもまさかここまで丸裸にされるとは思っていなかっただろう。自分もいつか社会の荒波に揉まれたあかつきには、全てをさらけ出さなくてはいけない時がくるかもしれない。

火起こしをする

次に周りに着いたうぶ毛を焼くために火を起こす

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原始的なやつ

乾いた小枝を集め、小さな穴を掘る。空気が入りやすいように隙間を作るといいらしい。

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「全然遠い。もっと顔を火元に近づけなきゃ」と小川さんからのご指摘の結果。

ライターで火をつけ、至近距離で空気を送りこむ。

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ルイージの土下座っぽい
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無事着火
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焦げない程度に周りの毛を焼く

きれいなったヤマドリは、猟師の小川さんによって解体され、いつものスーパーでよく見る鶏肉に様変わり。ここで一度、ヤマドリ調理は終了。

忍者が部屋の空気を浄化する

部屋の中に移動すると、まずは忍者の甚川(じんかわ)さんから忍者の歴史について簡単なレクチャーを受ける。どうやら昔、あきる野市周辺にたくさんの忍者がいたらしい。

また甚川さんは単なるコスプレイヤーではなく「野忍(やじん)」という忍術修行プログラムを観光客向けの忍者体験や合宿形式の企業研修として展開することで生計を立てている。

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いわゆる職業忍者

そして兵糧丸づくりの前に……場の空気を浄化する儀式がはじまる

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ザザッザザッ

いきなり空気を切りまくる。なかなかの迫力。
正直、正座をしている足が痛すぎてあまり集中できなかったが、ほんの少しだけ忍者の精神に近づけた気がした。

忍者の非常食「兵糧丸」をつくる

さて本題。「兵糧丸(ひょうろうがん)」は主に戦国時代の忍者が食べていた保存食。隠密行動の際に忍者が携帯していたそう。現代人にとってランチが食べられない日のカロリーメイトのようなものだろうか。ちなみにカロリーメイトと同じく、味がいくつかある。今回つくったものはかつおぶしと黒ゴマ、白ゴマの三種類。

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左からかつおぶし、黒ゴマ、白ゴマ

主な原料はそば粉と上新粉。

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泥団子っぽい

お酒を少量入れながら練る。お好みでハチミツを入れたり、梅干しを入れたり。

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できたら蒸す
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蒸している間、先ほどのヤマドリを調理する猟師小川さん

コンセプトを守るため、あえてスーツに猟師ジャケットを着用しているそう。

待つこと40分……

完成

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ここから乾燥が必要なので直ぐは食べられない
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僕が皮をはいだヤマドリ……

美味しいご飯だった。

結果:サバイバル力は身につかなかった

身も蓋もないことを言うが、鳥をさばいて、団子をねっただけではサバイバル力は身につかなかった。一方で、今回のイベントに参加したことで食べ物のありがたみを再認識できた。当たり前だが、砂肝もハツも1羽にひとつ。今度同期との飲み会で世界の山ちゃんに行くときには絶対に可食部は残さないようにしようと心に決めた。骨までしゃぶり尽くす覚悟だ。

ただし、僕の強みらしい優しさの部分がより強化された気がする。

後日

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ランチ食べる時間なかったな……
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お腹すいたな……
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兵糧丸たべるかな……
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んっ
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あっ
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梅干し入ってた
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意外とうまい
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仕事がんばろう

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小林由依
日刊キャリアトレック編集部員。流通経済大学サッカー部で広報、livedoorニュースのトピックス編集を経て現職。好きな本は「オシムの言葉」。最近フジテレビがドラマの再放送をやらなくなって地味に悲しいです。