今年終了まで41日!スマホでつくる年賀状が簡単だった

「めんどくせー」
 年賀状のシーズンと聞いて多くの人の脳内に起こる反応ではないでしょうか。「待ってました! 今年も張り切って作るぞ〜」という人は少数派。あなたも「年末のクソ忙しい時期にカンベンしてよ」と思ってるでしょ。
 あっ、ライターのオグチです。スマホで年賀状を作るための本を出しました。というわけでまだ11月ですが、日刊キャリアトレック仁田坂編集長に年賀状を出してみようと思います。

年賀状を出した方がいいネガティブな理由

 「年賀状は出さねーよ」という人もいるでしょうけど、良くも悪くも日本の慣習ですから、ビジネスマナー的には押さえておいた方が無難です。日本人、とくに年配者は慣習に関してはマイナス評価ですからね。「こいつだけ年賀状来てないな」と思われたら損するかもしれません。
 しかし、2003年以降年賀状を出す人(枚数)は毎年減少していますから、元日にきっちり年賀状を届けることで、相対的な評価は上げられます。少なくとも、上司や取引先から届いた年賀状に慌てて返事を書くよりも、ずっと高評価を得られるでしょう。と、少しネガティブな話から入りましたが、スマホの年賀状アプリを使えば面倒くささはほとんど解消されるんです!

スマホで年賀状を作るメリット5つ

1. 作る時間や場所を選ばない

 スマホですからね。通勤電車の車内でも、テレビを見ながらでも手元で作れてしまいます。

2. テンプレートの種類が多い

 パソコンだとデザインを買ったりダウンロードしたりの手間がありますが、いくつかのスマホの年賀状アプリには数100〜1000種類以上のテンプレートが用意されています。一部、テンプレートが有料のものもありますが、アプリ自体は無料です。

3. スマホの写真が使える

 デジカメに劣らない画質を備えたスマホは、もはや今もっとも日常的に使用されるカメラ。この1年間に撮りためた写真をテンプレートに入れるだけで、誰から来たかが一目瞭然の年賀状ができあがります。

4. 直接相手に届けてもらえる

 住所や氏名などの宛先を指定すれば、印刷された年賀状をそのまま差し出してくれます。もう、宛名書きとか必要ないんですよ。住所録とか作ってない? 安心してください。この後紹介するアプリには、過去に届いた年賀状をスマホで撮るだけで住所録ができる機能もあるんです。

5. 住所を知らない相手にも送れる

 「住所を知らないけど、年賀状を送るためだけに聞くのもなぁ」という時に便利なのが、Twitterやメールアドレスなどで年賀状を送るサービスです。これ、画像をネットで送るのではなく、「相手が指定のフォーマットに住所等を入力すると、紙の年賀状が届く」という仕組みです。
 男性だと、女性の自宅住所を聞きにくかったりしますが、この方法だと女性は相手に住所を知られることなく年賀状を受け取ることができます。そして、自分が嫌われていなければ年賀状を返してくれるでしょうから、もしかしたら住所をゲットできるかもしれません(笑)。

スマホで年賀状を作る方法

準備するもの

  • スマホ(iPhone、Androidどちらでも可)
  • Wi-Fi対応のプリンター(プリンターで印刷したい方のみ)
  •    ※プリンターでの印刷に適していないアプリもありますので、別途ご確認ください

 基本、スマホひとつで充分です。
 それでは、編集長に出す年賀状を作り始めましょう。アプリの操作自体は難しくないので、ざっくり説明します。使用しているのは日本郵便の公式アプリ「はがきデザインキット2016」です。

インストールはこちら

App Store
Google Play
   ※PCの方はWEB版もどうぞ

1. テンプレートを選ぶ

 まずはアプリを起動して、テンプレートを選びます。

photo2

せっかくなので、今回は自分で撮った写真が入れられるものを選んでみます

2. 写真を選択する

 写真を入れます。

photo3

 東京中央郵便局の前で「例のポーズ」の浮かれた写真を選択

3. 文章を加える

 写真入りました。ここに文章などを加えていきます。

photo4

 テキストは定型文も用意されているので、目上の人への挨拶文に悩むこともありません

photo5

自由入力画面。書体や色も選べます

 「手書きスキャン」という新機能では、紙に書いた文字や絵をスマホのカメラで取り込み、スタンプのようにデザインに入れることができます。

photo6

今回は手書きの文章を取り込んでみます

4. バランスを整える

ごちゃごちゃしてますが完成しました。手書きっぽい文字が入っているので、ペンで一筆入れる必要もありません。宛先を指定してこのまま出しちゃいます。

photo7

文字間のバランスを整え、最終チェック

5. 住所を入力する

 「はがきデザインキット2016」には、過去に届いた年賀状をスマホのカメラで撮影すると住所録にしてくれる「宛名スキャン」という機能もあります。撮影する差出人の住所は手書きでも大丈夫。だいたい1日以内にデータ化されるので超便利です。

photo8

仁田坂編集長と知り合ったのは今年に入ってから。まだ年賀状の交換は経験していないので、今回は手入力します

6. はがき代を支払い、送信

 実際のはがきを見ることなく送ります(もちろん、印刷したはがきを自宅に届けてもらって、自分で出すことも可能)。支払いはクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・郵便局払いに対応しています。
 こちらの年賀状は写真用紙を使用したので、印刷代108円+はがき代52円の計160円でした(10枚以上で10%オフ)。この1枚で仁田坂編集長と良好な関係が築ける(?)わけですから、年賀状コスパ良すぎでしょう。年賀状を元旦の1カ月以上前に見せられる気分はどうなのか知りませんがね(笑)。

photo9

宛先・宛名をチェックして注文!

まとめ

 こんな感じで、スマホ年賀状では少ない枚数でも手間なしで送れるので、「年賀状をくれた人にしか返さない」派の人も覚えておくと便利ですよ。

「年賀状出さなきゃ……」と思いつつも出し忘れる方、今年はスマホで試してみては?

書影
『スマホで作る年賀状2016』

小口 覺

1969年兵庫県生まれ。ライター・構成家。雑誌やムック、Webメディア、単行本の企画・執筆を手がける。近年はデジタル領域での仕事が多く、スマホ芸人的な取材を受けることも。最近ハマっているのは万年筆。お仕事のご用命はnull.oguchi@gmail.comまで。