公開2日間で再生回数100万回超えのPR動画「スマートすぎる名刺交換」から紐解くEightの世界観

紙の名刺がなくなる世界を描いた3分間の動画がFacebookを中心に大きな反響を呼んだ。

コンセプトは「名刺は、こうなる」

2人の名刺交換から、3人、4人、5人、6人、9人、20人と増えていくスタイリッシュな映像は、紙の名刺情報をオンラインのビジネスネットワークに進化させる名刺アプリ「Eight」のPR動画だ。

今回はEightの開発運用を手がけるSansan株式会社で、Eightエバンジェリストを務める日比谷尚武氏に、動画に込めた思い、実現したい世界観について話を聞いた。

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日比谷尚武 大学卒業後、大手SIに新卒で入社。4年間の勤務を経て、後輩が立ち上げた社員10人あまりのベンチャー企業に転職。取締役として、システム開発・営業・企画・マネジメント全般に6年間従事した後、Sansan株式会社に入社。マーケティング、広報を経て、現在はコネクタ/Eightエバンジェリスト。Sansan名刺総研所長。

紙の名刺交換に縛られない、未来の姿を伝えたかった

動画では、100人が名刺交換するクライマックス・シーンで、それまで複雑な動きで紙の名刺交換をしていた全員が、一斉にスマートフォンを取り出します。個人向け名刺アプリ「Eight」を介し名刺データ交換が行われ、そこに紙の名刺は存在しません。未来の名刺交換の姿が、このシーンで表現されているのです。

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ビジネスの出会いの証である名刺は、ネットワーク構築の重要な情報であるにもかかわらず、紙のまま進化していません。ファイリングの手間がかかり、検索性は低く、異動や転職などによって相手の情報が古くなった途端、意味がなくなってしまいます。名刺をデータベース化し、情報をアップデートできるシステムがあれば、ビジネスコミュニケーションはよりスムーズになるはず。個人向け名刺アプリ「Eight」は、そんな思いで開発されました。

Eightでは、各々が名刺情報をアプリ上で管理できるだけではなく「あなたのネットワーク」という一覧機能で人脈を可視化できます。2016年3月には、動画で表現されたように、スマートフォンを介して直接つながることができる名刺交換機能を実装しました。

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Eightでつながっていれば、名刺情報が新しくなるたびに通知が届き、常に最新のネットワークを構築できます。

名刺交換時には想像できないコラボレーションを生み出す

名刺交換した相手の最新情報がアップロードされるということは、一度出会ってそれっきりという関係がなくなるということ。初対面時には想像できなかった可能性が広がり、「この部署に異動したのなら、新しいビジネス領域を担当しているかもしれない」「あの会社に転職したのなら、その業界ネットワークにアプローチできるかもしれない」など、思わぬビジネスのコラボレーションが生まれることもあるでしょう。

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メイキング映像から

実際に、Eightに搭載しているフィード機能を活用し「新しいアドテク(広告テクノロジー)のソリューションを導入したい」「新しいサービスを知っている人がいないか」と呼びかけたことで、次々と情報が寄せられ、1週間以内に候補となるサービスが揃ったケースもありました。一人ひとりに連絡をとる物理的な手間が省かれ、スピードが圧倒的にあがります。名刺交換というビジネスシーンで出会っている関係なので、ビジネスの提案をしやすいというメリットもあり、従来のSNSにはない密なネットワークができるのです。

人との出会いが、もっと楽しくなる世界へ

動画には、真っ白な空間に、年齢や性別、国籍、人種のさまざまな人物が登場します。

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当初、登場する人物はみなスーツを着たビジネスパーソンを想定していました。しかし、製作の過程で、Eightが実現したい世界は、画一的なビジネスパーソン像で表現されるべきものではなく、多様な仕事観、人生観を持った人たちによって作り出されるべきだと、あの形が生まれました。

紙の名刺交換では予想できなかった広がりを生むことで、新しい人との出会いが、もっとワクワクする世界を作っていく。Eightは今、そんな未来を見据えています。

Sansan日比谷氏によって生み出された仕事「コネクタ」とは?


『Sansan日比谷尚武が新しい働き方「コネクタ」を生むまでと生んでからの話』は明日公開です
小林由依

日刊キャリアトレック編集部員。流通経済大学サッカー部で広報、livedoorニュースのトピックス編集を経て現職。好きな本は「オシムの言葉」。最近フジテレビがドラマの再放送をやらなくなって地味に悲しいです。