転職活動をする前に知っておきたかった転職のメリットとデメリット

転職をすると社会的にマイナス評価をされるのではないか?となんとなく不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

会社に勤めていると「そろそろ転職したいな……」と感じる時期が誰にでもあります。しかし、転職で生じるリスクや不安が足かせとなり、足踏みしてしまうケースも少なくありません。

たしかに転職にはメリットとデメリットがありますので、それぞれをしっかりと理解した上で、転職を検討すべきでしょう。

本記事では転職を少しでも考えている人向けに、転職のメリットとデメリットについて解説します。

転職は伝え方次第で良くも悪くも捉えられる

転職自体は社会的に悪いことではありません。

キャリアアップや進みたい方向性に合わせて職場を変えるのは、ごく一般的なことです。

新卒で入社して1年未満で退職すると、次の仕事が見つからないのでは?と不安に感じる人も多いですが、転職の理由と目的がはっきりしているのであれば、基本的に問題はありません。

ただし転職の回数が短期間に3回以上などあまりにも多い場合は、企業側から見てリスクが高い人材と認識される可能性はあります。加えて前職を辞めた理由などについても、面接で重点を置く企業は多いです。

人事担当者が納得する内容であれば、転職は大いに歓迎されます。逆に甘い考えで前職から逃げてきたと思われれば、面接を通過するのは難しいでしょう。

転職は、相手への伝え方次第でポジティブな印象にもネガティブな印象にも捉えられます。

転職を社会的に不利なステータスにしないためにも、転職をする動機と目的を明確にしておくことが大切です。

世界と可能性が広がる?転職における4つのメリット

ここからは、より具体的に転職を行うメリットとデメリットについて掘り下げていきたいと思います。まずは転職の主なメリットについてご紹介します。

1. 社会を知った上で適職を探せる

新卒の就職活動では会社や仕事というものについて、何も知らない状態で入社する人がほとんどだと思います。

転職では会社や仕事について、どういうものかを一通り理解してから新しい職場を探すことができるのです。

これにより給与・仕事内容・休日など、自分が何を重視しているかを把握した上で条件の合う求人を見極められます。

2. キャリアアップの可能性がある

現状の職場ではポスト数などの関係上、キャリアアップが難しい場合があります。

スキルや能力はあるのにキャリアアップができない環境なのであれば、転職先でキャリアアップを目指すのもひとつの方法です。

3. 新たなスキルを身につけられる

転職先が未経験の分野であればあるほど、自分の可能性が広がるのは転職をすることによる最大のメリットといってもいいでしょう。別業界であればなおさらです。

仮に同業種の企業であっても、企業規模や業務内容が違えば、それによって新たな技術や知識を得ることができます。

「未経験な分野だと仕事ができるか不安……」と思うかもしれません。しかし、実際に経験してみると前職よりも自分に向いていたとなる可能性もあります。

4. 仕事に対する視野が広がる

同業種・異業種を問わず、別の企業に移籍することで仕事に対する視野を広げられます。

転職をすると人間関係・仕事の進め方・取引先など全てがリセットされるので、それまでとは違った視点から仕事という存在を認識できるようになります。

退職してからじゃ遅い?転職に潜む4つのデメリット

転職をすることによる具体的なデメリットは以下の通りです。

1. すぐに転職先が見つからない場合がある

転職活動はお見合いのようなものなので、お互いの要望と条件がマッチする企業を探し続けなければなりません。

活動を始めてすぐに見つかる場合もあれば、数ヶ月や数年単位で見つからない可能性もあります。

現職を続けながら転職活動するのであれば問題ありませんが、一度退職してから転職先を探すのであれば、次が見つかるまでの生活費についても対策を考えておきましょう。

2. 良好な人間関係もリセットされる

職場を変えると社内の人間関係はゼロから再スタートになります。

これをメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは人それぞれですが、前職の人間関係が良好だった場合は、関係構築のやり直しという点で惜しむこともあるでしょう。

新しい職場で「同僚と仲良くなれるかな……」と不安に駆られる人も多いと思います。どのような人が在籍しているかは、入社してみるまで分かりません。

3. 仕事内容が覚え直しになる

職種や業種によっても異なりますが、同業界への転職であってもある程度は業務を覚え直さなければなりません。

別業種ならなおのこと、仕事を覚えるまでに時間がかかります。数ヶ月もすれば業務の全体像を把握できるようになりますが、勝手が分かるまでは少し動き辛い時期があるかもしれません。

4. 給与が下がる可能性もある

前職の勤続年数や給与額にもよりますが、転職すると手取り金額が一時的に少なくなる場合もあります。

前職の給与が初任給から上がっていないのであれば、基本給の違いから高くなるケースもゼロではありません。

しかし、一定以上の昇給を受けたあとでの転職であれば、研修期間などで一旦低めの水準で契約が交わされることも少なくはありません。

企業としてもどれくらいの仕事をやってくれるのか不明確である以上、一時的には仕方ありません。

研修期間後の給与については、面談や面接の際に相談しておくようにしましょう。

転職は長期的なプランでもOK、タイミングが命

転職活動中にどのような企業と出会えるかはタイミング次第ですが、優秀な人材が市場に出回るということは、企業側からすると願ってもない状況です。

そのような人の転職は、社会的に不利どころか企業側に待ち望まれているといってもいいでしょう。

しかし、本人が望む条件・規模で自分を必要としている企業と出会えるかどうかは、その時期によって確率が異なってくるのです。

慎重に転職を考えるのであれば、数ヶ月から半年以上など長期的なプランで動くようにしたほうが希望条件を揃えた企業に巡り会いやすくなります。

転職エージェントや転職サイトを活用しつつ、転職活動での動き方をじっくり検討しておきましょう。

日刊キャリアトレック編集部
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