特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール

「放課後NPOアフタースクール」がスタートしたのは2004年。下校時の子どもを狙った犯罪が発生している時期でした。始まりは公民館を借りた小さな活動から。今では学校の施設内で、全児童を対象とした「アフタースクール」を実施しています。学校や地域社会だけでなく、企業ともコラボレーションして、子どもたちが放課後の過ごし方を選択し、楽しめる多彩なプログラムや環境を用意。子どもたちが豊かな放課後を過ごすことで一歩未来に踏み出せる。そんなアフタースクールを全国に広げたいと思っています。国連サミットで採択された2030年までの国際目標であるSDGsの17のゴールのうち、「4 質の高い教育をみんなに」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」の二つにコミットしています。

掲載期間 2018/12/13 (木) ~ 2019/02/27 (水)

放課後を取り巻くさまざまな課題を解決し、子どもたちが成長する時間に変えたい

子どもが被害者となる事件の約6~7割が、放課後である午後3時から6時に起きているというデータがあります。

共働き世帯が増え、下校後にひとりで過ごす子どもが増えたこと。それにあわせて、習い事や塾通いをする子も増え、友人宅や公園で、集団で遊ぶという経験が減っていること。学童保育の受け入れ数が不足傾向にあり、ただ見守るだけの学童保育も多いこと。さまざまな状況が重なり、今の放課後は、子どもがのびのびと過ごせる時間とはいえません。

public_offer_article_1事務局長 島村友紀氏

一方で、子どもたちの「自己肯定感」の低下も課題とされています。孤独を感じ、自分に価値を感じられず、挑戦意欲の低い子どもたちが増えているといわれています。それもまた、先ほど挙げた「子ども同士のつながりの希薄さ」や「多様な人と触れ合う機会の少なさ」が原因かもしれません。

もっと子どもたちに、豊かな放課後を過ごしてほしい。それが私たち放課後NPOアフタースクールの設立のきっかけです。子どもたちが豊かな時間を過ごせない社会では、幸せな未来を育むことはできません。子どもたちが自分の素晴らしさに気付くことができる楽しい放課後を取り戻すこと。地域で子どもたちを育む環境を作ること。その実現のために活動を始めました。

地域で育む「子どもたちの自己肯定感」が、未来を豊かにする

私たち放課後NPOアフタースクールは、学校内の施設を利用してアフタースクールを開校しています。対象はその学校に通う全ての子どもたち。衣食住、スポーツ、文化、音楽、表現や遊びといったさまざまなプログラムを行っています。その数は500種類以上。子どもたちが、いろいろなことに興味や関心のアンテナを広げ、自分が得意なことやわくわくすることや、夢中になれることを見つけてほしいと思っています。「好き」「得意」「できた」と感じられる経験のなかから、自分の価値を感じられる、そしてさらなる意欲につながると考えているからです。

地域にお住まいの、いろいろな知恵や技術を持つ「市民先生」を招いて、その力を子どもたちに伝える活動もしています。地域と子どもたちをつなげることで、子どもたちを見守る目を増やすこともねらいのひとつです。

子どもたちは、多様な大人に関わって地域とつながることで、自分の住んでいる地域に愛着を持ち、安心して過ごせるようになります。市民先生も子どもとのつながりのなかで喜びを得られます。地域社会のなかで、そうした成長とつながりの循環が生まれていくのです。

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地域から全国へ。学校や企業を巻き込み、活動を拡大するために

放課後NPOアフタースクールの一員として行うのは、アフタースクールの運営です。大切なのは指導することではなく、見守ること。好きなことを選択し、没頭できる環境を作ること。

また私たちの団体は、企業とコラボレーションして活動も行っています。時にはアフタースクールにスポーツ選手を招いてお話を聞いたり、企業に出向いて普段はできない体験をしたり、という企画も行います。どんなことをすれば子どもたちの「やりたい」を実現できるのか、地域社会に貢献できるかを現場で考えてカタチにしていくこともできます。

スタッフには学校・教育関連の業界などで、子どもと関わってきた人が多くいます。また一度は企業に就職したものの、学生時代から教育への熱い思いがあり、社会課題の解決に取り組もう、という人もいます。

現場スタッフに話を聞くと、「子どもたちの笑顔が見られた」「保護者に感謝された」という声をはじめ、「地域社会の活性化に貢献している実感がある」といった達成感ややりがいを感じている声が多く聞かれます。

未経験やこれまで子どもたちとの触れ合う経験があまりなかったスタッフも多くいます。現場の質の向上、スタッフ同士の連携強化のため、現場での研修や全体研修の整備も進んでいます。また現場スタッフを務めるなかで芽生えた新たな目標や希望などがかなえられるよう、エリアマネージャーや本部スタッフを目指すキャリアステップも選べます。

放課後NPOアフタースクールは今、全国へと活動を広げています。「子どもたちの放課後をより良い学びの時間にしたい」そんな思いを持ってみんなで考え、地域を巻き込んで動き、日本の社会を変えていく。そんな意欲のある方をお待ちしています!

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